要人発言と為替相場

NY時間、ユーロが全面的に軟調推移となった。欧州時間では「独コメルツ銀行が政府から資本注入を受ける」との報を好感し堅調に推移したものの、その後ユンカー・ユーログループ議長が「(ユーロ圏は)テクニカル的なリセッションに直面している」とコメントした事や、サリス・キプロス財務相による「ECBは利下げ実施する可能性高い」との言を受け反落した。米株式市場は10月ISM 製造業景況指数が1982年以来の最低を記録した事や、米GMによる「10月の自動車販売台数は第2次世界大戦以降最悪の水準」との見方を受け上値重く推移した。また雇用統計への指針となるISM指数内の「雇用指数」は41.8(前回)→34.6(今回)へと急減しており、今週末の米雇用統計への見通しを悪化させている。NY原油先物は63.91ドル(5.8%安)で取引を終了。
◇ユンカー・ユーログループ議長の発言
成長は公共需用により下支えされている
ユーロ圏各財務相は委員会による経済見通しに同意
2009年には失業率は悪化するだろう
EUの財政規律に変更必要ない
インターバンクの状況は改善しつつある

◇白川日銀総裁
経済・金融情勢が前回会合から大きく変化
利下げに賛同したのは7人の委員
反対した4人のうち、現状維持1人
株下落、為替変動激しく金融市場はこの間大きく変化
3人は引き下げ幅0.25%を主張
設備・輸出・生産など明らかに変化をしめす材料でている
利下げの判断は金融市場と経済情勢が大きく低下したことが理由
国際金融資本市場の緊張引き続き高い、日本にも影響
景気判断は全体を下方修正し、下ぶれリスクを強調=展望リポートで
先行き経済情勢が厳しい一方、市場機能への配慮も必要との意見で一致=0.3%への引き下げで 展望レポート作成、もっとも留意した点は見通しの不確実性著しくたかまっていること
為替だけ取り出して云々すること適当ではない
金融機関の体力低下なら、中央銀行が流動性供給で支援していく=先行き政策運営で 銀行の株保有リスクは依然大きな課題と認識、状況みつつ政策検討
政策金利はきわめて低いが、0.4%という上下のスプレッドは最適
金融市場の混乱の最中は消化が必要、将来は防火の議論が必要
政治的な圧力を感じたことはまったくない=利下げの判断で 私自信が利下げの判断を決めたのは直前

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